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康介の部屋


[97] 花火と僕と
詩人:康介 [投票][得票][編集]

どうか

僕のどうしようもない涙は

熱に消えて痕を残しませんように

僕のどうしようもないすすり泣き声は

騒がしい祭の音でかき消されますように

あの人のもとへは届きませんように


空に咲く花のように散ることもなく

僕は今も 届かなかった想いにつながれたまんま

2006/07/09 (Sun)

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