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露草の部屋


[7] 春一番
詩人:露草 [投票][得票][編集]

喜びを歌おう

悲しみの言の葉を散らせるよりも

歓喜を芽吹かせ風になびこう

季節を連れて行く雨が残した大空の入り口

そのひとしずくに自分を映し歩き出そう

友待つ雪も風となり

老いたる風の後を継ぐ

今この風にのせて歌いだそう

この春一番にのせて

大きな大きな

喜びを

2006/02/14 (Tue)

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