詩人:KRINC | [投票][編集] |
屁理屈を
脳で廻す
背徳心を
掻き回す
叶わない
奇妙な理
嘘さえも
崇高ゆえ
移り行く
心理の裏
嘆く今に
幸はない
黒い文字
この文字
わかるか
おまえら
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華やかな一時
壊せ安らぎ
折れた心を隠すな
飾る心を隠しな
夢と浮世に鋭利な
嘘を混ぜたら終わりだ
砕く姿はお前を
どちらに振り分けるのか
酷く濁った言葉では
何も証明できない
それが全てじゃないなら
もがき苦しめカルマに
崩れる時間はない
頭抱え前を向ける?
狂う姿も無様だね
自分を飼い馴らせ
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爪先から伝わった温もり
夜になる度ひとりになるんだ
抜け殻の中 潜ってみても
あなたが呼べば顔出すよ
黒に染まってく夜の奥に
いらないものを捨ててみたけど
あなたの言葉 なぜかまだ
手元に残し戸惑うよ
枕元の隅から
いないのに声が響いて
渦巻く胸を叩いてく
また朝焼けにおはようするよ
悲しい夜明けの風から
何十年経ったような薫りがして
穏やかな今の温もりを
包んでまた少し今を愛すよ
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生きがいなんてさ
どこにでもある
それを隠す蓋も
どこにでもある
繰り返す罵倒
胸の内側?
頭誤解して
修正コマンド
歪んだのは
誰がため
苦しむのは
誰のため
許し続け
時を食い物にし
傷心ポーズだけ
身につけられた
歪んだ時間
導くは…
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青ざめた顔から
歪んだ幻想
読み取れば最悪
繰り返し覚えた
嘘は使えず
並べた椅子を蹴った
あぁ箱から覗いてた
この狭い視界
譲れない空間
聞こえない聞こえない
誘発しないわけじゃない
そこから流れる雲を乱した私は私じゃない
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注いだ水が零れる
注いだ水が零れる
注いだ水が零れた
注いだ水が零れたんだ
注いだ水が零れた
注いだ水が零れた
注いだ水を零した
注いだ水を零したんだ
何に恐れる?
それぞれの意識がある
何に汚れる?
自分を棚にあげた
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くたばるな一時も
痛み覚えてほしいよ
離れ小島のお前は
自由ではない
安く上がった数字に
浮き沈むこの心も
すでに安さに溺れて
悲しい姿曝してる
廃屋に似たこの部屋
作り笑いに笑ってる
辱められるこの身よ
常に僕から離れて
腐ってるままでいい
変わらず見ていたい
心から離れる術は
誰にも聞けやしない
乱れてるわけじゃない
半端に絡まる糸
過ぎる日を見送るな
来る日を睨め
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カナリア達よさよなら
僕ら小さな命さ
深い時間の待ち合わせ
誰ひとりも来やしない
何故 寝台車の夜は
寂しく重い?
苦しむ床下のふたり
喧しい野良犬の音色は
今の時間は迷惑
それが僕らの言葉を
遮ってくれたのなら
過ぎ去ったヘミングウェイの看板
やけに微笑み浮かべてる
気持ちの悪い孤独感
癒してくれたのかな
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frouringai
傷を舐め合う子供達
歪むパイプ役の意味
stlowgudr
比べられたらヘミング
平和共の子守唄
帰りの過ぎゆくヘミング
崩れた砂山 殺人木
トコフェロールよ一刻
払っておくよさよなら
潰れたら喜ぶだろう
残された命綱を
噛みちぎったら歌うよ
汚れた夢のヘミー
ングナリアの宛名で
買い被るのを伝えたら
目的地には着けない
それで犬にはなれない
作り笑いの数秒
残されていく家族は
断末魔という花を
捧ぐ最期の日曜