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KRINCの部屋


[2] EFEROUZ
詩人:KRINC [投票][編集]

カナリア達よさよなら
僕ら小さな命さ
深い時間の待ち合わせ
誰ひとりも来やしない

何故 寝台車の夜は
寂しく重い?
苦しむ床下のふたり

喧しい野良犬の音色は
今の時間は迷惑
それが僕らの言葉を
遮ってくれたのなら

過ぎ去ったヘミングウェイの看板
やけに微笑み浮かべてる
気持ちの悪い孤独感
癒してくれたのかな



2010/01/16 (Sat)

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