この意味の無い世界に産まれた僕はまた例外になれず意味の無い世界に溶け込んで行くありあまる喜びや言葉でさえ伴わない結末を前にやはり例外にはなれない僕の足痕もいずれ君の傷跡もいずれ風にさらされてああ。永遠なんてないよと諭してみたり永遠に続けばいいなんて願う未熟な僕は仄広い宇宙のちいさな惑星で今日も水平線の見えない街の8畳の部屋の窓からそれでも綺麗だと言えるこの青い空を見上げている。
[前頁] [きよたかの部屋] [次頁]