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貴方の手は 冷たい
心が暖かいの?
貴方の手は たまに熱い
今、冷たい気持ちなの?
その手で 撫でてほしい
私の手に 触れてほしい
私の熱を 測ってほしい
私はもう、感覚を失くしたから。
kikaku2012手
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友達の真面目な好意を踏みにじりたくて
あなたも
同じでしょう?
わかってるよ
あなたと私は似ているもの
それでもなお、友達のフリするの
だって楽しい時は楽しいんだもん
質悪いよね
あなたも私も
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貴方をください
それを愛と呼ぶのならば、
わざわざ隠すことなんてないんだろうけど
素直じゃない人間なんだよ、だからこう
意地悪してしまう
貴方をもっと
酷く愛したい
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人は皆それぞれ
自分の世界を創り上げている訳ですが
それを他人に
認めて欲しがる人が大半な訳ですが
自分自身は他人の世界を認められるほど
余裕はない訳ですが
それでもより良く生きようと必死に
自分の世界を豊かにしようと何でもする訳ですが
そこに苦しみ或いは虚しさや疲れを感じて
生きるのを辞めてしまった人が沢山いる訳ですが
そんな人達を尻目に
私は絶望しながらも頑張って生きているんだからと
自分を励ます訳ですが
私は
それを否定したい訳ではありませんが
ただなんていうか
最近わからなくなってしまった訳です
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耳障りな音を聴きたくなくて イヤフォンを差し込んだ
残酷な現実を見たくなくて ディスプレイだけを見つめた
つまらない日常に飽き飽きして 妄想を繰り広げた
鬱陶しい人間どもに 「最低」というレッテルを貼り付けた
そうやって 生きている
逃げながら 生きている
今、私は何を思う
誰にも相手にされず、一人
達観したかのような 自己チューな錯覚
囚われて、孤独で、心が消えて?
数秒先のことなんてわからない 怖い恐いこの場所で
いつまでも待ち続けるの
誰を?さぁ?私に聞かないで
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結局
好きと嫌いは紙一重
今日の好きは明日の嫌い
そんな不安定なセカイで
どう生きればいいのかすらわからないよ
好き、嫌い、スキ、キライ…
こんな不透明なキモチを
どう扱えばいいのか
今、好きな貴方に
明日は、嫌いかもしれない貴方に
この瞬間だけ確かなモノを、教えて欲しくて
手を繋いでいて、と願う
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私はとっても ちっぽけだから
みんなは私を 頼らない
私はとっても ちっぽけだから
背伸びしたって 届かない
私はとっても ちっぽけだから
勇気だって 少ししかない
私はとっても ちっぽけだから
押し付けられれば すぐにつぶれる
私はとっても ちっぽけだから
うまく頭が はたらかない
私はとっても ちっぽけだから
泣き叫んでも 意味はない
私はとっても ちっぽけだから
周りのみんなが 大きく見える
私がとっても ちっぽけだから。
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初めて知った
夜の町って
甘い匂いがするんだね
初めて知った
夜の町って
いろんなものを映すんだね
暗いけど 疲れるけど
風はけっこう涼しくて
初めて知った
夜の町って
全部許してくれるんだね
転んだことが馬鹿みたい
身なりなんて関係ないんだね
でも やっぱり
独りだからだね