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羅憂里の部屋


[101] ハッピーハッピーナイトと、おはよう
詩人:羅憂里 [投票][編集]


電源切ったスマートフォンをじっと見つめていたら あれ
君の姿を夜空に描く わたしってロマンチスト?
きらきらきらと星をこの手に
繋いだその手に
距離を超えて
君の存在を今この場へ、私の隣で
眠りにつこうか
抱きしめた ぬいぐるみは
わたしよりも君のこと知ってるんだ
わたしよりも君と一緒にいたんだ
そんな君にキッスを
ほんとは遠い、君にキッスを

連絡のこないスマートフォンをじっと見つめていたら 雨
いつだって早く逢いたいな 心の中で電話する
君の声はわたし大好きなの
もちろん他も全てよ、残さず食べるよ
ふわふわふわと甘い夢をこの胸に
繋いだその胸に
誤解を超えて
私の存在を今その場へ、君の隣で
さぁ、目覚めたよ
抱きしめた 君のぬくもりは
ぬいぐるみには無い体温だね
君の大きな背中に胸に
火傷してしまいそうだよ
おはようのキッスを君に
永遠のキッスを君だけに

二つ頭合わせてスマートフォンを枕元
君の微笑みをまぶたに描く 君が今、ここにいる
君の匂いがここにする!
ひらひらひらと花弁をこの手に
握りしめたその手に
思い出を超えて
二人の存在を今この場で、二人一緒に
眠りにつこう!
朝の陽が起こしにくるまで!
ぬいぐるみが、わたしたちのこと
見てるけど、気にしないでしょう?
おやすみのキッスを君に
そして、おはようのキッスを、わたしにも。

2014/08/28 (Thu)

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