詩人:羅憂里 | [投票][編集] |
電源切ったスマートフォンをじっと見つめていたら あれ
君の姿を夜空に描く わたしってロマンチスト?
きらきらきらと星をこの手に
繋いだその手に
距離を超えて
君の存在を今この場へ、私の隣で
眠りにつこうか
抱きしめた ぬいぐるみは
わたしよりも君のこと知ってるんだ
わたしよりも君と一緒にいたんだ
そんな君にキッスを
ほんとは遠い、君にキッスを
連絡のこないスマートフォンをじっと見つめていたら 雨
いつだって早く逢いたいな 心の中で電話する
君の声はわたし大好きなの
もちろん他も全てよ、残さず食べるよ
ふわふわふわと甘い夢をこの胸に
繋いだその胸に
誤解を超えて
私の存在を今その場へ、君の隣で
さぁ、目覚めたよ
抱きしめた 君のぬくもりは
ぬいぐるみには無い体温だね
君の大きな背中に胸に
火傷してしまいそうだよ
おはようのキッスを君に
永遠のキッスを君だけに
二つ頭合わせてスマートフォンを枕元
君の微笑みをまぶたに描く 君が今、ここにいる
君の匂いがここにする!
ひらひらひらと花弁をこの手に
握りしめたその手に
思い出を超えて
二人の存在を今この場で、二人一緒に
眠りにつこう!
朝の陽が起こしにくるまで!
ぬいぐるみが、わたしたちのこと
見てるけど、気にしないでしょう?
おやすみのキッスを君に
そして、おはようのキッスを、わたしにも。