逆境という名の終点幸せだった日々が終わる場所いつまでも乗っていたいのにいくら頼んでも強制下車幸せ列車は思い出だけを残して車庫に入るそれを見送る僕はただひとり途方に暮れる鳥のさえずり流れる雲すべては進んでいるのに自分だけが止まっているいつになれば次の列車は来るのだろうか僕に次の列車に乗る勇気はあるのだろうかそしてまたひとり途方に暮れる
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