詩人:くいな | [投票][編集] |
困難な事を成し遂げる時、
君は決意するんだ。
『自転車で日本を横断する』
『ダイエットする』
『彼氏にフラれてしまった事を認める』と。
でも、やっぱり
『箱根の山で足が動かなくなった時』
『1ヶ月たっても体重が減らない時』
『彼のやさしい姿を思い出した時』
君は
決意を貫く事をためらってしまうんだ。
逃げ道を探してしまうんだ。
それでいいのさ。
うん。いいんだよ。
どんな人でもその瞬間は訪れる。
それは決意が足りなかったんじゃない。
君が弱いんじゃない。
それが人間なんだ。
それでも
『まだまだやれる』と
勇気を振り絞れる人間だけが
その先に新しい景色をみる事ができる。
決意の価値は
君が逆境を乗り越えた時に生まれるものさ。
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美しいのは
【決意】という名の灯火ではない。
大海原で歯を食いしばりながら舵をとる、君の汗に反射した【決意】の灯火なのさ。
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