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クジラの部屋


[2] 夜の悲しみ
詩人:クジラ [投票][編集]

夜の悲しみに飲み込まれないように
眠ったふりでごまかすが
そんな小手先のディフェンスなど
あっという間に乗り越えられてしまう
夜の悲しみに抱きしめられたら
それ以上は動けない
心の中まで入り込み
ただ喘ぎ苦しむだけ
誰にも止められない
誰にも防げない
夜の悲しみは
ただ悲しいだけの夜
朝になるまでの
短い付き合いだから

いいよこのまま
私を満たしていればいい

2009/08/31 (Mon)

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