ハピネスの源に
恋う日帰来し
朱く華やかな
コートにーチェック柄

愛くるしい麗かさの中
紅色（くれいろ）と梅
見や補足（ほた）るる

ここに在る場と
ロストシップの行方
重い夏至は霞みそう

高キュウス
プーンと匂い
さびちゃったかしら

雲流る月夜なら変えて
空間（そらま）目曇り
的漁師か噛み単衣
語るシスターと白い紙
吉とは出ても赤の他人

一口摘もうとしたけど
空（くう）は食えない
刀ジュースは甘いのか

幸せは傷（いた）つ人

分かりたかった
分かり合いたかった
理解したかった
理解し合いたかった

あなたの必死の叫び
受けとめて
あなたの必死の思い
深く知って

器は大きくはないけど
本当に　知りたいって
本当に分かりたいって
本当に理解したいって

わたしは　思ったから

全部は理解できない
かもしれないけれど


あなたの思いを

あなたの想いを


すべてを汲み取りたくて


溢れてしまわぬように

零れてしまわぬように


すべてを受けとめたくて

ものがたり
はじまりはこい
とどいてと
あなたをおもう
きょうもおもう

すきだよと
きみをだきよせ
ほんとうに
あいしてるって
ほほにちゅーと

あなたなら
もっとさわって
かまわない
すべてあげるよ
あなたがほしい





AIKU番外

明日より先の未来に

あなたの隣に居るのは
だれだろうね

わたしの隣に居るのは
だれだろうね

誰かが言ったりした言葉
誰かが書いたりした言葉

私がこうやって

言ったとしても
書いたとしても

誰の耳にも届かない
誰の心にも響かない

貴方の声を

聞いているだけで

心休まるの

このまま眠らせて

嘘を吐いては
ライ　ラ　ライ

横になっては
ライ　ラ　ライ


ライ　ラ　ライ
ライ　ラ　ライ
ライ　ラ　ライ

貴方が優しすぎて
余計に突き刺さる

この痛みを
越えるとするなら

やはり貴方しか
居ないみたいだ

ほろ苦くて
ミルクや砂糖なしでは
甘くなければ

でも　たまには
こんな恋愛もいいかな