どうしても開かない

鍵がなくて開かない

失くしてしまった鍵は

いったいドコにあるの

昔の人を思い出す
忘れられないんだ

忘れようとしたの
無理矢理忘れよう
そうしていったら
余計思い出されて

ごめん　ごめんね

少しだけで良いの
貴方で忘れさせて
お願い　お願いよ

もう逢えないのかな
どこ行けば逢えるの

どうしてだか涙溢れ

ここに居ないと悟る
どこも居ないと悟る
遠くに行ったと悟る

目に見えなくなった
心にさえも住まわず
知らない遥か彼方へ

辛かったこと
嫌だったこと
苦しかったこと

美化されて
いつしかは思い出となる

それでいいんだよ
忘れないで
無理に忘れようとしないで

大切な貴方に

ちょっと照れ臭いけど

つれづれと

手紙を書いて

遠く　貴方に届いてと





早く貴方に会いたいな

何度もあなたの

匂いを　嗅ぐたびに

抜け出せなくなって

寝転がって　一緒に

のんびり過ごしたい





そんな毎日過ごしたい

恥ずかしいけど

久しぶりだよね

ふたりきりだね

部屋でゆっくり

本でも読もうか





ふたりの物語を

電話が鳴らない夜
それは安心の証

たまの電話だって
声を聞いて安心

毎日じゃないと不安？
束縛しないでよ

そんな事で
嫌いに　ならないでよ
嫌いには　ならないよ

だから
安心しておやすみ
言えるの

男女の別なんて
いまさら関係ない

純粋に
貴方が好きってこと

好きだって気持ちは
貴方を想う気持ちは

誰にも負けない

変わらず
今日という日まで
暮らしてこれた事に
健康でいられた事に
心から感謝しなきゃね





ここまで育ててくれて
いつもありがとう