| 詩人:与末居 | [投票][編集] | 
あなたがこの世に
生まれてきてくれて
うれしい
あなたという
存在に出会えて
うれしい
ありがとう
この先大変なこと
いっぱいあるけど
あなたとともに
たくさんあるいて
あなただけの道を
| 詩人:与末居 | [投票][編集] | 
リスカという名のリスクを背負って今日もまた手首の傷跡を見つめる
つまらないことじゃない
リスカじゃ死ねないことくらいは知っているから
ばかなことじゃない
今生きていることに感謝
今君に逢えたことに感謝
| 詩人:与末居 | [投票][編集] | 
夜明け前
 月は静かに囁く
夜を越して
 太陽と入れ替わる
太陽とは正反対で
 交わることはない
だけどいつかは
 姿形を変え
 真っ暗な闇に戻る
 その瞬間に
 初めて交わり
 はかなく消えゆく
誰も
 見ることも
 触れることも
 知ることさえも
できはしないのだ
ただ静かに
 佇む
| 詩人:与末居 | [投票][編集] | 
何度も何度も
繰り返し繰り返し
聞いた言葉のはずなのに
記憶はおぼろげで
確かか不確かか
その言葉を思い出せないでいる
呼び覚ませない
古い古い昔の
あの言葉が
なんだかもどかしくて
寝返りを打つ
窓の外は淀んだカラー