詩人:与末居 | [投票][編集] |
蜜月に照らされて
闇夜に浮かぶ
異形な姿
羽根を持つ者
波は要らない
凪が欲しい
静かに暮らしたいだけ
異(い)なる者
受け入れがたいモノ
人々は恐れる
その罪はどこにある
欲しかったわけじゃない
こんなモノ要らない
もぎ取る事が出来たなら
削ぎ落とす事が出来たなら
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今まで幾度思った事か
忘れたい
どうしても忘れられない
無くしたい
どうしても無くせない
経験したこと
体感したこと
一度でもあるかぎりは
忘れられない
無くせない
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大好きだ 愛している
世界中の誰よりも
はやく逢いたい
飛んでゆきたい 二人で
強く もっと強く
抱いて欲しいよ
ぎゅっと抱き締めて
キスをして欲しいよ
俺の感じる箇所 すべて
この身 全てを捧げよう
離さないでいてくれ
離れないでいてくれ
不安になるから
嫌いにならないでくれ
お願いだから
腕を絡めて 脚を絡めて
逃がさないでいて
捕らえておいて
ああ 君だけを
愛しているよ
ああ 君だけが
好きなんだ
だから だからお願いだ
君だけのものになりたいよ
君だけのものにしてくれ
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たらんたった
これはわたしの
たららんたん
これはきみの
るーららる
舞い踊って
ちゃららん
みんなでひらひら
みんなでゆらゆら
いろんなリズムに
それぞれのリズムで
合わさってひとつのせかい
歯車あわないときも
らんころりん
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あぁ君は汚れ無き純情
心をかき乱してくる
あぁ君は誉れ高き天使
奥底に眠る鍵を今
繊細で
壊れやすそうな瞳に
今にも溶けて染まる
壊して狂わせて
いとおしくて
渦巻く欲望
打ち付けられる絶望
願いは届くか
思いは伝わるか
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くちびる滲んだ
危なげなしぐさに
さみしさに揺れながら
なぜヒトリでおどるの
訳ありなしぐさにおしえて
そらのひとみ
どんな狙いかたで
君は今したいのか知りたいのさ
詩人:与末居 | [投票][編集] |
むかし好きだった年下の男から、何かのキャンペーンのハガキが私に届いた
消えかかっていたから詳しくは知らないが、神奈川に住んでいるようだ。名前のところは空欄だった
私に宛てて書かれたものは、黒いペンでぐしゃぐしゃに修正したような箇所が所々に散らばっていた
温かくもなければ冷たくもない
なぜそのハガキが私宛てだと気づいたのかは、見覚えのある筆跡でだが、どのようにして私のところに届いたのか
それはまったくもって謎である
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「普通」って、なんじゃろな。
「普通」って、人それぞれじゃん。
あんたの「普通」は、私の「普通」じゃないし、
私の「普通」も、あんたの「普通」じゃない。
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私の体は私だけのもの。そのはずだった。
私はまだ死んではいない。頭は大丈夫。意識はある。心臓も、しっかり動いてるのは分かる。
けれど、他のみんなが何を話し何を言っているのか、私には途切れ途切れにしか分からない。それだけではなく、私にはボンヤリとしか見えていない。
どんな姿になっているのか、自分では確認が出来ないのだ。
私は生きている。たぶんきっとおそらく。
reiwa2019(大幅に遅刻)
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笑って送り出そう
笑顔で見送ろう
時間は有限なのだから
いつかきっとおそらく
また逢える日を願って
泣いてすがって引き留めたい
何処にも行くなと
此処に傍に居てくれと
願ってばかりじゃ駄目なんだ
伝えなきゃ伝わらなきゃ駄目なんだ
ごめんなさい
謝らないでくれ