泣イタコト　ナイ
愛シタコト　ナイ


ダカラ　ダカラネ


泣キカタ　教エテ
愛シカタ　教エテ





誰カ
オネガイヨ

ボクはまだ小さくて
ボクはまだ弱いけど

見た目も心も
もっと綺麗になって

釣り合えるくらいに





******To JOHNNY
*******From MAY
**BY GuiltyGear

どうしてそんなに簡単に


愛してる　って　紡ぐの

愛してる　って　言うの





わからない

忘れ去られてゆく
爪痕残したままで

当事者は忘れない
二度と繰返しては
いけない事なんだ

何か事が起こって
やっと腰を動かす
そんなんじゃ遅い
遅すぎる遅すぎる







poem2021企画詩番外

何度目かの争い
振り返っても
反省しても
同じ事の繰り返し

限りが無いと
言われていたものは
実は限りあるものなのだ
そう気付くのが遅すぎた

若い者たちは
後の世代のために
しなければいけない事が多すぎて
何から手を付けていいのだろう
もう始まっているのに

終わりは確実に
近づいている







poem2021企画詩

ただ貴方に逢いたくて

恋い焦がれ待ち続ける

年に１度だけの逢引き


逢わない間も　ずっと

思いをつのらせるのよ

貴方を思い続けてるの


たった１度だけという

制約の中で誓約するの

貴方を愛し続けますと

こよいもまた
あえまする

貴方だけしか
見えない

貴方だけしか
愛せない


恋の呪文


そう言って
別々の道を
歩き始めた

振り向かず
去ったはず
だったのに


やっぱりやっぱり
戻ってきちゃった

収まるところには
収まる必然なのね

花びらの数は
殆どが偶数だから





好き　で始めたら
嫌い　になる





だから





嫌い　で始めれば
好き　になる





かもしれないよ

誰もが最初は
点だったと思う
どれが点だったのか
いつの間にか
線で繋がれていた


両親が居て
線で繋がり

祖父母が居て
線で繋がり

そのまた前にも居て
線で繋がり

私は伴侶を見付けて
線で繋がり

娘息子が出来て
線で繋がり

孫が出来て
線で繋がり

孫の子が出来て
線で繋がり

どこまでいくのか
どこまで続くのか
見当は付かないけれど

風をきって

走る君の姿は



鳥のように　歌を唄い

蝶のように　舞い踊り

花のように　咲き乱れ

草のように　生い茂り

根のように　踏み締め