詩人:与末居 | [投票][編集] |
いま気がついたんだ
自分の中に もう一つのモノが眠っている って事に
ウチは
望んで それと一つになった
世界を滅ぼすべきなのか
自分がくたばるべきなのか
どっちが正しいのか
確かめるために
もう 決めてしまったんだ
ウチは 運命なんて信じてはいない
もしも『運命で決められたこと』なんて言われたら
逃げ出してるよ
けど
これは 運命なんかじゃない
自分の中に眠ってたもう一人の自分の意志でもない
これは
他の誰でもない 自分自身が決めたこと
でも何だか違う気がするんだ
結果として ウチは自分の中の悪魔の自分を受け入れたけど
自分の中にそんなモノがいなくても
自分の中の 憎しみが消えるわけじゃない
はっきりとわかる
これは まぎれもない 自分自身の意志だと
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だめだよ
あなたの心の中にある憎しみは こんなことを続ければ続けるだけ どんどんひろがっていくの
もしも
あの人を殺したら 次は私を
私を殺しても 次は他の誰かを
最期には 自分自身をも
恨むのね
憎しみに身をゆだねるのなら たとえこの世を消し去ったとしても あなたの心は満たされないのよ
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貴方が出ていってから
どうしてだろう貴方の事でいっぱいで
ぽっかりと何か足りなくて
一体これは 何なんだろう
会いたい 会って
何なのか 確かめたい
きっと もう一度 貴方に会えば
答えが出る そう思うんだ
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あなたは 暴走しているのよ
そして同じように そんな自分を誰かに止めてもらいたがっているのよ
しっているの
わかっているの
間違っているって 貴方自身も
ただ
心から沸き出す憎しみが 止められないだけなの
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肩を並べて前を歩きだす
貴方と私
これから行く先
これから行く途中には
きっとまた
色々な事があるのだろう
出会いが 別れが
けれど
悲しみと苦しみを
全て忘れて
きつく 目を閉じてしまうのではなく
胸に抱いて 乗り越えて
私は