詩人:与末居 | [投票][編集] |
度の過ぎねえ
自己主張でありたいだけ
俺は良いヤツではねえが
どう思われようと勝手だ
俺がどんなヤツか
分かんねえだろうから
ヤってるだけに過ぎねえ
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誰も救えないわけじゃない
今を充分生きてるじゃなイ
誰かにすがって生きるのは
弱くなんてないんだからサ
この世界の誰よりも
大切な存在であるから
貴方の悲しみのために
空から降らせましょう
貴方の悲しみのために
片隅にでも
ちょっとでも
そんなヤツがいたなと
それだけでいい
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2年前のあの日
嬉しいことがあった
でも同時に
不安なことがあった
悲しいことがあった
不慮だろうけど
予測できなかったけど
あの人たちより
要らないと思っていた
私を だなんて
思っていた
今は
その人たちの分まで
精一杯 生きようと
強く思うようになった
こんな事を思っていた
私を許してください
安らかに 安らかに
せめて祈らせてください
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すっと 伸ばされた
君の手を振り払った
必要なくなったから
すっと 伸ばされた
君の手を振り払って
背中向け歩き出す僕
僕を嫌いになりなよ
僕を馬鹿だと罵れよ
顔向けは出来ないな
資格なんざないしな
だから嫌いになれよ
僕は僕であり続ける
君は君であり続ける
詩人:与末居 | [投票][編集] |
ネット社会だからこそ
いつどこで
暴露されるか漏洩するか
分からないから
気を付けなきゃいけない
個人名とか
私生活とか
よく言うじゃない
知られて困ることは
書くべきじゃない
誰かにされて嫌なことは
慎まなければいけない
詩人:与末居 | [投票][編集] |
夕刻を
いつものように
過ごしては
風にゆらめく
あなたを思う
もゆる秋
夕空見上げ
呟いて
風の便りで
思いよ届け
縁側で
夕焼け見つめ
風は吹く
どちらに向かう
あなたに向かう
AIKU061022番外編