詩人:与末居 | [投票][編集] |
友達や知合いには
言えるのだけれど
両親にも言えない
秘密があるのよ
カミングアウト
そうそれはオタク
そうそれは軽欝病
そうバイなのよ
そうネコなのよ
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いい思い出なんて
ぜんぜんなくて
嫌な思い出ばかり
思い出したくない
思い出してしまう
どくきのこ
キモイ
馬鹿が移る
筆箱も隠されて
靴もなくされて
友達なんていない
涙涙の苦痛の毎日で
学校に行きたくない
行かなきゃならない
なんでどうして私が
詩人:与末居 | [投票][編集] |
本当にひさしぶりに
筆を執ってみたけど
何を書いたら良いか
何も思いつかないや
キミに送ろうかなと
書いてみたくなって
読んで貰えるだけで
胸ドキドキワクワク
変に想像してしまう
読む事無く破られて
ごみ箱にポイなんて
そんなことされても
もう一度書いてみる
生きているかぎりは
何度も何度も書くよ
私の生存確認証明書
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ありがとう
そしてごめんね
キミへの
最後のことばに
なってしまった
キミと違う道へ
進んでいくのよ
どこか遠い場所へ
キミの居ない所へ
冷ややかな場所へ
光の届かない所へ
隠れなければ
隠さなければ
詩人:与末居 | [投票][編集] |
常に混じりあう善と悪
ある意味では正しく
ある意味では邪悪
すっきり二つに
分けられるものではない
残酷で盲目的な混沌と
紙一重で暮らしている
優しさの中に罠が
冷たさの中に愛が
詩人:与末居 | [投票][編集] |
フツウじゃない
アコガレに似た
その恋愛感情は
君の背を追って
あの人の面影を
重ねてしまうよ
耐えられるかな
どこか遠い存在
君に逢いたい
もう逢えない
ただ君を