詩人:紅夕陽 | [投票][編集] |
見渡す限り、緑一面の畑地帯に。
忘れられたように佇む一軒の廃屋。
窓も扉も閉ざされて。
もうどれくらいになるだろう。
たくさんの想いを、大切に大切に抱え込み。
やがて土に還るその日まで。
どうか、安らかに。
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大きな身体のそれよりも。
もっと、もっと大きな可能性。
眩しいくらい、
強く強く輝いて。
小さな欠片も。
大きな原石も。
その手で大切に拾い集めて。
地上の太陽の如く光り輝くそのときを。
信じて、そっと待っています。
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あの瞬間を切り取って
冷凍保存しておけばよかった。
君が君でいられた最後の瞬間。
もう、二度と見る事の出来ない君の姿・・・。
何もかもが、壊れてしまった。
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あの日の、君の笑顔。
あの日の、君の声。
あの日の、君の体温。
そして・・・あの日の、声にならない君の悲鳴。
全て、消えようとしている。
もしかしたら・・・最初から「無かった」のかもしれない。
それでも、この身体に刻み付けた。
君が確かに君として存在していた事。
それはずっと・・・私の中で生き続ける。
お願いだから、連れて行かないで。