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Kuroの部屋


[56] 『お兄ちゃん』
詩人:Kuro [投票][編集]

小さい頃…
「お兄ちゃんなんだから」と、
とてもウザかった
『お兄ちゃん』
という言葉…
なにかと頼ってくる
弟達

月日が経ち

皆、一人でできることが増え
この、兄弟を知る人がいない場所での生活は
自分が兄であることさえ忘れてしまう

やっと成長し
支えられるようになってきたつもり
だけど、
今更『お兄ちゃん』
なんて必要なくて
なんだか複雑に
さみしい気がした…

『お兄ちゃん』をする機会なんて
ほんの十数年しか無かったんだって
今さら気付いたんだ

2005/03/09 (Wed)

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