小さい頃…「お兄ちゃんなんだから」と、とてもウザかった『お兄ちゃん』という言葉…なにかと頼ってくる弟達月日が経ち皆、一人でできることが増えこの、兄弟を知る人がいない場所での生活は自分が兄であることさえ忘れてしまうやっと成長し支えられるようになってきたつもりだけど、今更『お兄ちゃん』なんて必要なくてなんだか複雑にさみしい気がした…『お兄ちゃん』をする機会なんてほんの十数年しか無かったんだって今さら気付いたんだ
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