詩人:黒神仁 | [投票][編集] |
春
白い桜の木の下、
緊張と感動と歓びの中、
ボクはキミに出逢い、結ばれた。
白い桜が咲き乱れていた。
夏
朝顔が咲き乱れている中、
緊張と飽和と哀しみの中、
キミはボクから離れ、霞みゆく。
赤い朝顔の真中、
ボクは孤独。
キミも孤独。
これがボクらの望んだモノ。
正しいかはきっと分かりはしない。
でもボクは正しいと信じる。
信じる限りはボクの目には正しく映るから。
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1+1=何でしょう?
2ですか。有難うございます。
もしも、もしも、
アナタが2ではないと思ったのならその時はお茶でもどうでしょう?
1+1=?
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やっと分かったんだ。
永い永い刻みを経て
あまりにも馬鹿げた答えさ。
僕は今を大切に
僕は僕が正しいと思う方に
僕は一つのためらいなく全力で
前へ進む
ただそれだけ。
少しだけ解るのがみんなより遅くなったけどさ。
まだ間に合う。
僕はまだまだ走れるから。
遅れを取り戻すなんて言わない。
みんなの前に僕が行かせてもらうよ。
さぁ、顔上げよう。
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ある人は言う。
金があれば幸せなのだと
欲しいものが手に入れば幸せなのだと
俺は微塵もそうは思わない。
金はあくまでも価値であって幸せではない。
価値が高いほどに幸せだと言うのなら俺は死んでやる。そんな世界居たくはない。
アナタの目に金持ちは幸せそうに見えますか?
不幸には見えません。
しかし
幸せそうに見えますか?
本質を俺は見逃していた。
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僕等は神様に不完全に造られた。
僕等は完全になる事は無い。
僕等は完全に近付く事は出来る。
僕等の一生は余りにも長く短い。
だから、
一緒に歩いてくれないかな?
しっかり手を繋いでね。
僕等は歩けるんだから。
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なかなか進まない。
進むすすむススム
確かに進んでるハズなのに
なかなか進まない。
目一杯地面を蹴ってるハズなのに。
泥沼にでも浸かったように。
進むほどに進まない。
それでも進む他ないのか。
なかなかどうして進まない。
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理想を高く掲げ
理想に向けて
ただただ走る。
これが理想。
実際にはただ走るなんて少なくとも僕には出来ません。
迷い。
躊躇い。
躓く。
人間だから
仕方ないのかもしれません。
それでも
人間を理由にしたくはないのです。
とりあえず
走る事にします。
よく転んじゃいますけどね。
歩きたくはないんです。えぇ。
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仮面を。
お気に入りの仮面が壊れそうだから。
仮面を。
新しいのはどれにしようかな。
仮面を。
素顔を晒す訳にはいかないんだ。
仮面を。
よし。これにしよう。
悲しみの仮面で素顔を隠す。
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人は夢を持つ。
夢を追うほどに遠くなるは夢を持つ心。
夢はある日目標に変わる。
それに中々気づかない。
そして人の心は乾く。
どうしようもないのかも知れない。
夢を追うほどに乾く心は。
過去に夢を追っても過ぎ去りし日々は還るだけ。
新たな夢を
未来を
この乾いた心で見出そう。
あの日に勝る感動を得るが為、与える為に。