詩人:黒神仁 | [投票][編集] |
真っ白な悪魔が真っ黒な明日を持ってにやついてて
真っ黒な天使が真っ白な昨日を持って微笑んでる。
僕は昨日にすがることなく明日に夢みることなく今を生きる。
そういうことでしょ?神様?
ただ、
今は純真な殺人鬼が無垢な笑みを浮かべてる。
さぁ、どうする?
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星は輝きを忘れ、
鳥は羽ばたきを恐れる。
それは未来か。昨日か。
太陽は温もりを捨てて、
満月は微笑みを置くだけ。
それはまるで幾夜を越えようとも霞まない記憶のように。
僕は行ける。
君も行ける。
だから、歩いてる暇なんか無いさ。
最果てから駆けよう。
最果てまで。
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子供は
夢を見る
大人は
夢を捨てる
子供は
勇敢であり、馬鹿。
大人は
臆病であり、賢明。
子供は
大人を
大人は
子供を
憧れる。
「僕は子供なのに大人好きですけど憧れませんし、まぁ、この位置がベストかなって。」
総て矛盾で調和。
矛盾は僕?
僕以外が矛盾?
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もしかしたら
もしかしたら
ここは天国より幸せで誰もが笑顔で。
もしかしたら
もしかしたら
ここは地獄よりも不幸で誰もが苦しんでで。
誰かは笑ってあがいて泣いても
誰かは怒って傷付け泣いてる。
もしかしたら
もしかしたら
ここはあまりにも残酷で美しいのかも知れないね。
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百人が百人輝いてるようには見えない。
でも、百人が百人の色でできているのは確かなんだ。
どうしてみんな不安がって色をそろえたがるの?
「君」という色が呑みこまれてしまうよ。
私は「君」がいなくなると寂しいな。
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強さを。
俺の正義を貫くだけの。
勇気を。
どんな偉人にも対抗できるだけの。
根気を。
社会が存在を否定しても無に還らないように。
揺るがぬ俺だけの絶対正義を。
神は授けるのを忘れたのでしょうか?
これが神の試練でしょうか?
私に超えられるのでしょうか?
このあまりにも大きな、大きな壁を。
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悩みなさい
迷いなさい
惑いなさい
消去論では成り立ちはしないのだから。
一つ否定して
また一つ否定して
全部否定して
全部失う君。
悩まされなさい
迷わされなさい
惑わされなさい
確率論では成り立ちはしないのだから。
恋をしたフリをして
裏切る準備をして
裏切られて
シンデレラを演じる君。
悩みなさい
迷いなさい
惑いなさい
その数が
大きさが
君を幸せにするのだから。
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気にするのはいつだって他人様の顔を。
そんなに簡単に壊れる情なんかいりはしないのに。
分かってるけど変わらない。
周りに嫌気がする。
自分が嫌。
もっと単純な関係が欲しい。
利用の鎖で歪みきった僕ら。
たまに叫びたくなる。