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黒神仁の部屋


[5] 永遠の闇を
詩人:黒神仁 [投票][編集]

永遠が欲しくて闇に呑まれたんだ。
全て捨てて闇に呑まれたつもりだったのに!
嘘臭い光が嘘の闇を照らしたあの日までは。
あの日僕は知った。
僕は捨てたつもりで一つも捨てるものが捨てられるものがなかったことを。
だから今度こそ全てを捨てる。
永遠に。闇に。僕は今なろう。

2006/03/02 (Thu)

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