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黒神仁の部屋


[70] 空っぽ
詩人:黒神仁 [投票][編集]

さぁ、どうしようか。
私が気づいたときにはあまりにも
この世界が歪んでいることを
認めさせられただけだ。

人々は進化の末に感情を欠落させ、
生きる理由は社会に託し、
ただただ死なないようにする日々。

事実は何処までも遠く、
マスメディアにどれだけの価値がある?

ああ、貴方には価値は必要ないのでしょうか?
ああ、貴方は何故総て捨て働くのでしょうか?

私達は進化を続けた筈なのです。
私達は間違えてない筈なのです。

なのに、
どうして!

こんなにも胸は空っぽなのでしょう。

2006/04/29 (Sat)

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