消えてゆく消えてゆく小さな空色の破片は音もたてずにただ消えてゆく覗き込めばいつもいつも綺麗な空色のまま私を安らげてくれた空色の破片それはびぃだまより小さくて私の声より大きな破片消えてゆく消えてゆくのねただそれを見ながら私はただ見ていながら見れなくなることを恐れぽろぽろと、泣くだけ
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