ホーム > 詩人の部屋 > 梅宮 蛍の部屋 > 帰路のセーラー

梅宮 蛍の部屋


[15] 帰路のセーラー
詩人:梅宮 蛍 [投票][編集]

雨止まず
濡れそぼる肩に
感覚はなく
制服重く
足は冷たい

鞄の重く被さりて
傘の骨の食い込みて
家路辿る
今日の鈍色

2024/09/13 (Fri)

前頁] [梅宮 蛍の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -