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梅宮の部屋
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帰路のセーラー
詩人:
梅宮
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雨止まず
濡れそぼる肩に
感覚はなく
制服重く
足は冷たい
丸めた背に
鞄の重く被さりて
かじかむ指に
傘の骨の食い込みて
家路辿る
鈍色の今日
2020/01/21 (Tue)
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