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梅宮の部屋


[6] 桃花源
詩人:梅宮 [投票][編集]

 桃の花が ひとひら 舞い降りる
 ふたひら みひら その髪に
 よひら いつひら その肩に
 むひら ななひら はらりと触れて
 これはゆめ あなたの夢の中
 花びらに あなたの笑顔が埋まる

「何か面白い事でもありましたか?」
「いいや」
 たずねる私にあなたはわらう 私もわらう
「おかしな人ですね」

 これはゆめ ゆめのなか あなたの夢の中
 私はわらう あなたもわらう
 目が覚めたとき
 あなたは覚えてくれているでしょうか
 あなたとわらう 私の顔を

2019/01/15 (Tue)

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