詩人:さらら | [投票][編集] |
季節の雲の下
おじぞうさま
見かけたけど
とおい昔となった
春の小川の記憶や
衣は 小さな引き出しのなか
納まって
そのうち
情報のマテリアル
そこに
おじぞう様の 幻
ふと表れる
微かな
季節のにほいと
春の小川の音と
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あらゆるジャンルを読むと
文系の人たちは
やはり文章力がある人たち
また文筆性に優れている
この長所は利点で
魅力的な力となる
長所は欠点を兼備えているというのなら
その欠点が善くないと思うのなら(自分だけそう感じ他者は魅力として感じる場合も少なくない)
その長所を活かしてゆく
多忙だと
こういう事については
忘れてしまうため
創造のメモ帳などに記して合間あいま
チェックしこの作業を繰り返すと
行動パターンとして日常生活定着してゆくと想う
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複雑性PTSD
外傷的解離で検索を
生きていくために
かけがえなきエナジーを乱し狂わせる
たましいの殺人は
生命の殺人と等しい
免疫力も狂い
精神のみならず
身体機能も危ぶまれる
社会のあちこちでこの事実を誤魔化している面があり
この事実を無視した状態のため
たましいの殺人は無視されたよに止まない
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左利きの人が羨ましい
左利きは発想力があるそうだ
十年前
左利きだという
投稿をしていた人が居て
左利きの人などこの世の中
ネットでもわんさか
いるというのに
左利きだという伝えを読むたび
君なのかな と思ってしまう
本当は不思議ではない
不思議なこと在りながら
ちょっと
切なくなってゆく
思い出たち
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もぐら君は
まるいフラスコの中に入り
フラスコの入口を水面に
フラスコの中から
水の中のさまざま生き物たち
その様子を眺めました
もぐら君は水の中の生き物たちと
フラスコを介して仲良くなりました
フラスコは風吹く波により
岸の陸に上がり
もぐら君はフラスコから
出ようとしましたが
入り込む時は楽に入り込めたけど
出ることが なかなか できません
長い時間を過ごし
フラスコの中を
ころころ転がるうち
石にぶつかり
フラスコは割れました
もぐら君はフラスコから
脱出できました
岸と水辺の狭間に住む
生き物が
もぐら君がフラスコから
脱出できなかった時を思い
フラスコを割るための石を備えていました
空は 鳥 飛び
水の中 魚たち泳ぎ
陸には歩く生き物たち
どこに住むか決めるのは
その生き物たち
時に長い時の間 旅をしながら
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そのエリアは
ジャングル化して
まるでどこかに
隠れんぼしたよに
どこに居るかさえ
わかりません
そのジャングルは
森のなか
あのこが
泣いています
泣いている姿を
笑う猿がいます
生き生きと
さ迷う者たちは
何か掴んだよに
ある日
鳥となりました
ある鳥は
もう餌では無いんだ
と叫びながら
羽ばたきました
森のなかの池
いつまでも泳ぐ魚は
愛のうた うたいながら
泳いでいましたが
いつしか消えました
あの娘が あの頃
そよぐ風の森の入口で
うたっていました
今でも その幻が見えます
空はとても広くて
そこから森 見下ろせば
その森は とてつなくも大きく
とてつもなく小さく
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インフルエンザが感染するように
こころの溜まった毒は
時に感染する
感染防止としては離れること
悪化することも在るから
時に互い気がつかない
感染源で在ることに
毒を吐くなら
時と場所を選んでちょうだい
と言われたよな時の風
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しあわせになるためには
卒業のようなものも必要で
そのために嫌われようとした人たち
強く好きだと離れた後
辛いだろうと
傷つけるつもりはなかった