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さららの部屋


[147] どろん
詩人:さらら [投票][編集]

 

嘘つきの嘘は


ほとんど
幼児性からだ


大人になりその嘘から
抜け出せず
毎日繰り返すなら


ある幼児期 未解決の
問題が


未解決のまま
ここまで来ている

嘘を重ねると
また
その嘘を上塗り重ね続け


嘘はパラサイトのように
増殖していく


その中に在る

真実 本音を隠す嘘


嘘こそ誠だよとなる


夕焼けた未来の後は闇の夜


月 映えて


若さ無くして嘘の続きは

何処 迎う


そこから真実

本音は育ち

育まれて行くなら


その嘘つきは

世に言う 勝ち なのかも


そして騙された側は


何なのか


騙されたくないから


消えたくなる














2012/01/22 (Sun)

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