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さららの部屋


[2] 長い夏休み終わった先に
詩人:さらら [投票][編集]

 



春の妖精たちのワルツ



夏休み
無邪気さ失くし


文学性の紙を
破りながら


草原の風
入道雲のフォト


こころの壁
Linkしながら



背丈も仕草も
めつきさえ変わって



妖精は人間の混濁
矛盾点うたう


その街はいつしか
季節さえ調べることなく



金の匂い
欲望の白さ
哀しみと変わる希望



時の岬での
バチストの
パントマイム
眺め


背景の空
これも青春かと


雲の凪がれ



残酷な慟哭さ
妖精のよなワルツ
重なり合う



彼女とキッチンに
居る君と



ただ星空下
風そよぐ草原キッチン
画き詩う僕は



長い夏休み終わらせた
君たちの


大人の仕草
その記し
通過するよに眺め知る



春のワルツの妖精たち
雪手前


君と過ごすキッチンの材料
宙まで探し求めたよに



消えたんだ















2011/12/03 (Sat)

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