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さららの部屋


[270] 風変わりな感性たち
詩人:さらら [投票][得票][編集]

 


ある季節


詩でワンピースを作りたいと

想って


ちょっと手縫いか

ミシンで


よくいる男勝りタイプの女性たちは


ワンピース着て




自分を解放したりする







なんで軍靴みたいな
音立ててるの



あなたが指摘している相手の酷い態度とは


相手の病であり
難民性であり


依存症であり
叱咤で無く


説得でしょう
説得が無効なら
相手は依存症となって
しまっているため


離れなければ
改善されないでしょう


軍靴みたいな音
うるさい




表現の盛り場で
彼女は
短い軍靴履いて
ミニスカートで自己表現


下駄とTシャツの文士が
誰だったかなんて



半年後にはどうでもよいくらい季節下がった後



誰かが文学賞
取ったけどあの時の
あいつのキャラと似過ぎてるやら




忘れてたワンピースが
ふと表れた



なんだか
こけ過ぎた頬には
似合わないくらいの
幼若い雰囲気で


もう似合わない


だから作り直しても
なかなか


そういう感性とは


何かに捕われながら過ごすと
失われてしまうことも少なくなく



時々
ふと文学的な下駄の音がする




みんなの感性
大人になって



子供の季節とはハイレベルだったから


追いつかなくなっただけかも













2012/02/29 (Wed)

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