詩人:ret | [投票][編集] |
わたしの前に 背中を向けた 未来のわたし
顔を上げて 歩いて 止まらないでと
訴えかけながら 進もうとしている
わたしの後ろに わたしの背中を見つめる 過去のわたし
休もうよ もう良いじゃない 逃げようって
今の私の足を引っ張ろうとする
横を向けば
こっちからだよと
幾重にも枝分かれした道を指す 人と接する時のわたし
反対を向けば
こっちの道から行こうよと
緩やかな道を指す 一人の時のわたし
わたしの背中を見つめる 過去のわたしの言う事は
聞かない・・・
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心から笑って
心からの笑顔の作り方出来た時
自分が自分で無い様な とってもくすぐったい感じ
何ていううんだろ?不思議な気分 安堵感?
これからの事 一つ一つ自信が持てる感じだった
だった・・・過去形
今は出来なくなってしまったよ
口を噤むことが多くなって笑えないよ
苦しいのは私だけじゃ無い
大切な人は私以上に苦しい・・・
心からの笑顔のキーワードは?
なんだろ・・・
手探り状態でも 探すと言う事は
何時かはきっと見つかる?
見つかると誰か言って
私に言って・・・
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静の蒼い星 動の紅い星
無いもの強請りで惹かれ合う
仲良かった星達 何時しか心すれ違い
三日月にどちらが正しいか問いてみる
三日月は二つの星を自分の両端に乗せ
天秤に掛けてみる
正しい方が下がると述べた
蒼い星、紅い星
二つの星はゆっくりと上下を繰り返し
答えは出ない
時間が経ち 日にちが過ぎ
三日月はやがて 満月になり
二つの星を包み込む