わたしの前に 背中を向けた 未来のわたし顔を上げて 歩いて 止まらないでと訴えかけながら 進もうとしているわたしの後ろに わたしの背中を見つめる 過去のわたし休もうよ もう良いじゃない 逃げようって今の私の足を引っ張ろうとする横を向けばこっちからだよと幾重にも枝分かれした道を指す 人と接する時のわたし反対を向けばこっちの道から行こうよと 緩やかな道を指す 一人の時のわたしわたしの背中を見つめる 過去のわたしの言う事は聞かない・・・
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