詩人:やぎひと | [投票][編集] |
海は広い
でも小さい
宇宙よりも
ずっと、ずっと…。
小さな星、青い星。
大きな宇宙に浮かんでいる
この星から見たなら、
宇宙は空だ
広く遠い彼方の空
でも本当は、
海かもしれない
すべての星を包み込む
大きな大きな果てなき海
星は石のようなものなのかな?
宇宙の海、
海の空、
空の星。
どれもロマンだ
心がおどる
ーー…
世界はきっと、面白い!
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花はみんな散ったのです
がっかりしましたか?
でもほら、
見て下さい
散ったままでは
終わりません
新たな姿を息吹くのです
花とは違う、美しさ
きっとあなたを虜にするでしょう
春が全てではないのです
すべてが、すべて
賜物なのです
詩人:やぎひと | [投票][編集] |
声が好き
人の声が好き
一人一人の
個性でしょう?
音の主張。心の代弁。
声が好き
声が好き
人の声が好き。
何よりも奥深い
内を表す外への実体。
人を繋ぐ
会話を紡ぐ
声が好き。
声が好き
人の声が好き
あなたの声は、
誰より大好き。
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遠い時代の冬の国
壊れた街の路地裏に
自由気ままな
トラねこさん
“人の世なんて、
こんなもの”
冬の時代の遠い国
その日暮らしの
一青年。
“も一度まちを
咲かせたい”
右に左に、
後ろに前に。
枯れ葉の国のその時代
きれいな瞳の子どもたち
風のようにしなやかに
紅のように美しく
誰も知らない
その時代
星のように遠い国
ここまで
光が、
『まぶしい』と…
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そんな
言葉は欲しくない!
一度本音で叫んでみろ!
…人の本心が分からないんだ
何を言いたい?
何を含んでいる?
分からない
分からない
解らない
…言葉なんて欲しくないんだ
心で話してほしいんだ…
詩人:やぎひと | [投票][編集] |
わんぱく坊主が
絵を描いた
大きな大きな絵になった
月の光に照らされて
彼らは
そこから飛び出した
ピエロがたまを遊ばせて、
ゾウが踊りを軽やかに。
七色、きらりと
アーチ型。
ときたま魔法が飛び上がる
ねぇねぇ、
一緒に
遊ぼうよ!
たまには少し、
夢を見よっ。
空を飛んでは
地に潜り
歌を歌えば、
大合唱♪
坊主に
小鳥、
星までも
やいやい
わいわい
がやがやや
桜が舞って、
紅葉が笑う
花が
どこにも
かしこにも
空にも
大輪、咲かせよう!
ーーー。
月がひっそり
あくびをついた
鐘は確かに
12回。
ピエロは
ガラスの靴を
つっかけて、
にやりと笑って
「引き上げだ!」
ロマンチストは絵を描いた
大きなきれいな夢だった
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自尊心が歯噛みする
ーーぎりぎりぎり…
悔しさが固執した
辞めてしまえば楽なんだ
傷も浅いまま
“また生きていける”
ーーわかってる
でも、
まだ、、、
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ひねくれうさぎは
ただ一羽
何もかもが煩わしい
笑うことにも邪で
怨みつらみで充ちていた
時には少し淋しいことも
決して他に知られまい
黒い悩みがあることも
いつまで経っても
気付きもしない
一羽で
頑なで
自分自分と飛び跳ねて
零れる滴に気付かない
詩人:やぎひと | [投票][編集] |
僕も一時期悩んでいました
“葛藤”がありました
敵は“嫉妬”でした
…でもまぁ
今では単なる笑い話です
寝れないくらい悩んだし、
身悶えもしましたけれど
いろいろと、
ありまして…
僕は僕で、
彼は彼で。
それぞれイイトコロがあるんです
子どもでも知ってる真実です
当たり前な、話です。
…でも
なかなか実感するのは難しいですね。
『あなたはあなたで素晴らしい!』
僕に言えるのは、
それだけです。
月並みな言葉で
ごめんね。
早く
実感できると良いですね。