詩人:如月。 | [投票][編集] |
万葉のような空
雲
月
風に
時の慈雨の音は
外界遮りながら
混濁の業
流すよに
万葉の月 星
時に かなしく
写ろうとも
この星のDNA
その輪廻に刻み
いつか永遠となる仮眠に
夢を
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もしある人が
嫌味な態度とったなら
昨晩の痴話喧嘩の気分的な延長戦かもしれない
もし僕が場違いな
レス返答をしてしまったなら
被災地の現状聞いて
怒ってしまったまま
別エリアに来て
それは職場での不本意な展開
それを家庭の食卓まで
気分引きづり
子供たちに嫌味な態度で接してしまうような
そんな事と変わり無いのかもしれない
他人事、自分は
そんな態度は取らないと
見過ごして来ただけ
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つらいこと在った後
なぜか
季節の景色
とてつもなく綺麗で
余計 せつなく
虹 覧た 夕方
そんな素敵な会話はしていなかった
だけど 虹 架かっていて
それ覧た後
つらい話し中断し
虹向きの会話に変えた
たぶん文字変換のよに
心の中 変換したのだと
想う
それくらい
凪がれ行く景色にさえ
時に静かに感動し
励まされている
今年の秋は
どんな秋の景でしょう
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今日 始めて想った
大切な人に
癒されたい
今まで癒してあげたいとばかり想い続けていた
つらい想いをしている人たちが少しでも心、楽となるようにと願い
でもそれはこちらの自己満足だとしかネットでも忠告見かける
自分の事 ほったらかしにして
人を助けたいとか
聞き苦しいよに
見苦しいと
自分が辛かったから
つらい人たちを辛さから救いたかった
今日は大切な人に
癒されたいと想ったけど
そういう関係を築くこと
怠けて来たのかな
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あなたの声
飛んで来た季節
僕は輸血していたけど
その後
繰り返し聴いていた
詠んでいた
あの人の声も聴いた
まだ18才の女子高生だった
あの子が数年後
文壇の高い位置で詠み上げていた季節は
とても悲しい事実に追いまわされていた
別の彼女は死にたいと伝え続け
こちらは輸血したり治療で辛かったり苦しんだり
まだ若い娘が車椅子で通院して行く姿
そんな季節
そんな合間
ラジオから聴こえて来た
声は
メール交わしていた人の出世だと
辛さの中 そう感じた事も在ったけど
心の中の事実、真実は
二度目 その曲と
再会した頃、時
どんなに 救われたか
とてつもなく辛く悲しい日々に
だから 僕もそんな人になりたいと願った
また そんな人たち
巡り変わる季節の中で
時の季節の街で見かける
見かけている
うたっている
詩っている
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魔女の宅急便
流行っていた頃
僕はもう制服
着ていた
もしかしたら
君たち生まれたばかりか
生まれていないか
その頃も
曇り空の向こうの
晴れ間
たぶんそれなりの
希望
見つめ自転車
走らせていたのかもしれない
不思議なメルモの再放送を見ていた僕は
君たち知らない
メルモの歌を知っていて
魔女の宅急便からは程遠い
現実ばかり押し寄せ
育った
在の福島に住んでいるのと代わりないような
また福島より過酷だったかもしれない
ここに全て記せば
そのため僕の中にも悪魔は居る
暴力という存在を消すために
惜しまない病は時間
費やした
魔女の宅急便を聴く
そんな僕の脳内環境
まっとうな世界へと導く
それくらい僕は
自身の中 存在する
悪魔を司れてはいないのかも
時間費やして
暴力をいつまでも消して
消して
向こう岸辺に乗せた詩は
鬼だ
曇り空
向こうの晴れ間
在でもよく覧える
よく感じる
誰かと いつか
並んで覧たかった
でもそんな事
許されない
治る事は無いだろうから
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そうだね
そんな指摘めいた
悪態を
毎晩
毎晩
聞かされていたな
その手の台詞なら
僕はもっと
得意なのだろう
本当は
君は鏡 覧ながら
台詞吐き捨て
紅を鏡に映った
自身に塗り潰す
この方が綺麗さ
と悪態つく
そこで鏡割れたなら
例えば
変身した僕たちが
割って
時に君のその狭い
時間の価値観さえ
割ってしまうのさ
ことばは時に
そんな面が在る
格好つけたかったのかいその悪態は
そう軽調してしまえば
スルー出来るさ
でも本物を
偽物だと
指摘されたよな夜は
君 映った鏡
割りたくもなる
時に黒紅で鏡に
詩を綴るよな君
鏡の向こうの世界しか
見えてないんだよ
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絶望を希望に
変える勇気持つ人たち
地球の上
青の空
青き水平線
闇消す頃
月はでて
希望 絶望となる
苦しみ
鈍感とし紛らわしながら
なんとかやさしき思想をと
願う日々と
月の詩暮らす
いつしか
悲しいという副作用
脳内環境を満たす
誰か共感してくれて
誰か またかよと
紙飛行機
落とし飛ばして来る
希望と絶望は
添い寝し合いながら
翌時の文明の夜明けまで
起きていた
眠ろう朝焼け
感じながら
絶望も希望も感じない
世界で
眠りエナジー回復させよう
そう想う人たちの願い
更に突き落とす
ヒューマン エラー
人間たちの選択肢
僕たちのなか存在する鬼は
より人間らしくて
詠み手に
アンチヒューマニズム
能えたくらい
闇明けて
新しき時の文明に
朝焼けさす
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季語の庭に
たたずみたい
それくらい
季節依存症
月の詩と暮らした日々
その後
花散る闇のかほり
その朝焼けの
視界 その季の節
照らす
毎日 少しずつ
新たな文明
季節暦と共に
訪ずれて
僕らは哀しんでばかり
要られない