詩人:如月。 | [投票][編集] |
闇の灯
温かく
涙のような雨音
あのこは
わずかなお金で
暖まる物を買った
あの人は
大量の金鳴る日々に
突入した後
ハーブに混ぜては
ならない物を
闇の灯
温かく
涙のような雨音
遠くなるばかりの
あの季節
みんなで
温まる話しを
かわして過ごして来た
遠くなるばかりの
あの巡り変わって行く季節の中
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編み糸をなくした
針だけ在る
編み糸 探し見つけた
だけど針を無くした
編み糸も 針も手に入れた
しかし
編む手を強く傷めた
手は完治した
だけど
よく見えなくなった
そして なんとか
回復した
そして 根詰め編む事さえ
禁じられたような体調
回復したならと
目の前に 編み糸
何と何のカラー合わせたなら
希望のような色になるのかな
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数ではない世界は在る
数さえあれば
いいと見てしまうような
割れた茶碗
割れたカップだらけの
食卓にそればかり数なして
並び
友人家族親戚たくさん居るよと言う人に
ただ皆 暴力虐待好きで
それ見てばかり受けてばかり
でも“沢山居るよと言う
痣だらの壊れた心で
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治癒を望む世界
エリアと
治癒を拒む世界
エリア
治癒あれば得が
入らないため
相手の治癒を拒む
苦しんでいる相手の治癒を拒むという
ほら誰かの
心 意識か無意識の片隅に潜んでは顕れ
迷路のような森は
隠れ過ぎてよく視えないから
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秋雨 降った後
急激に冷え込む時
在り
そして景
彩り深めて行くのだろう
そして冬
春 初夏
秋と巡る度
また何か変わって行く
その人を取り巻く
環境 状況と
生い茂った若葉の
光合成から
聴いたよな詩
季節の雨音
かさなって
あの冬はとてつもなく綺麗だった
何も 無かった
無くしたかもしれないのに
秋雨の音
寒さつれて来る
僕は無くしたから
迷うことも無いのかもしれない
僕が築き損なった世界へ
深入りさせて下さい