詩人:如月。 | [投票][編集] |
君 本来持つ
感性 才能を
僕は時に鈍らせて
しまっていたのかも
しれない
だけど
なけなしの愛情のよに
何かバトンできたらと
時折でなく
そう願うことも在った
いくつか見届けた
虹を 渡る 子供たちのよに
その季節の繰り返しのなか過ごし
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時に自ら解放したく
そこで
混線したシナリオの空
広く
深くあればと
浅瀬の海のよな空で
足元だけ波なか
飛んでいたかのよに
泳いでも
いつも
同じ場所に座り
樹木の狭間から
白い雲 感じた
南の空に向かい
誓いました
東の空に画き心向けるから
南のことは忘れるよ
忘れなくとも
東の空では様々なこと在りました
朝焼けはその空に
明るくなり
月は段々と
白くなり
雀の鳴く声
いつも同じ場所で
画きます
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例えば
部屋でベッドから
一人で起きることもできず
酸素ボンベで過ごす人の目の前で
ラブソング歌う
その物語は
どんな物語なのですか
地球の風に
乗せて
夢と希望だらけの
その歌
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痩せ細ったままの臨月
哀しみと
喜びの
檸檬色の月
隠れて
消えた
未来は過去となり
過去は未来に
ふと
顕れては
それで無表情なのか
檸檬
絞ったよな音階の
月
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本棚のなかに答え捜しても
冷蔵庫のなか助け求めても
レンジ介しセーヌ河の世界感じとろうとしても無理で
パスタの茹で加減に満足感得ようとしても
君はいない
君はまるで異星人のように
フランス語のよな語感で返答してくれた
僕は翻訳機さえ
見つけること出来ず
独自の読解は
誤った箇所 少なくなかった
水辺の万葉の緑
せせらぎの
風の揺れ
その砂時計の音
繰り返し
惹かれながら
そこに孤独と
待ち人在らずの
季節 幾度も繰り返し
また乳母となって
独りの夜の鐘の音は
立ち食い蕎麦を
こたつに座り
すすっている孤独の音
もうすぐ
寒い季節の星たち
ささやかに かがやく
冷たい澄んだ空気の中
僕の心は何処に向かうか
僕さえ判らない
ただ
あのこの
心 あたたまる
表現性 求めて
絵の具屋さんに
エナジー 歩み出す
散歩するよに
旅の時計 手にして
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砂の惑星ではない
しかし時に
砂の惑星に住む恋人たちのよに
不安定な 砂地歩むのみの
時の音階
知るだろう
そこからここから
砂
から
抜け出したいという
音階の その先の
星 たちの かがやき
覧上げては
気づけば
ベッドの上
ママとなった者ならぬ者
旅人となった男
ネクタイ苦しくとも頑張るパパ
君たちの手
電波を使い知った季節に
覧上げる月
青春のよな太陽とは違う
波調で
雲隠して まっ暗で
不安となり
月灯 求めた
そこはもう砂の世界では
なかったというのに
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ずっと臆年もずっと傍らに居て
月は地球の愛人なんかじゃないんだぜ
だけど火星を選ぶだろう
暮らして行ける可能性高い地の星として
本妻のよに
月にピアノ
カフェあれば
弾いて
珈琲
紅茶くらい
未来でさ
自転車で行ける距離
そして
結ばれはしない条件
しかも
絵本の中で専業主婦は嫌だと
かぐや姫
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師走が来ると感じなくてよい
この季節の
季節にしかない
楽しさ 過ごしにくさ
過ごしやすさ
この季節にしか無き孤独
奥深さ
この季節にしか
無い幸福感
味わい感じ取りながら
いつしか師走に
突入して
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靴がないんだ
抜け出すための走りやすい靴
抜け出す必要はないんだよというような
風の音階
せめて あの幸せの市場まで
歩める靴でと
あいつは裸足で走っていったという
寒い冷たい地面を
僕はそれやって
後に倒れ
やりたい事できなくなりました
でも新ためて
市場へ向かいたく
ゆっくり歩みます