詩人:如月。 | [投票][編集] |
人間の手は
様々な人たちを
創り育てた
掘る人
炒める人
投げる人
打つ人
画く人
綴る人
書く人
タクト振る人
鳴らす人
まるめる人
縫う人
耕す人
種撒く人
携帯文字ばかり打ってしまった
俳句綴ってた
おばあさんの手の方が
若かった
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携帯をずっと使用していたら
充電 必要エリア表示
あなたと
僕は
あるエリアに来てしまっている
またか
あの時
あの頃
あの季節も あの過ぎてく夏
秋盛んな
雪きれいな
春めいて
吹雪た季節も
そうだったんだよと
そして違う
何故ならあの季節たちは
過去の中
在は 在という季節で過ごし
充電表示
減っている
僕の方は
あの頃は君の詩を詠むためによく減っていたのかもしれない
在は 社会記事アクセス過多となり減っている
社会記事アクセス過多となり減っている
これはまた 見失ったまま携帯からエナジー奪い
自身もつまらぬ域まで
余計なエネルギー使い
見失いエリアで
手はくたくた
あの人は
その手で絵を仕上げた
あのこは
不思議なケーキ焼いた
あの人鳴らした楽器
新たな境地へ突入した
僕は社会記事ばかり
アクセスした
そして時間を奪った
自ら自分の
君はとても
素敵な時の音を調べている
なんだか
悔しいな
何回もそう想ったというのに
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暮れる街角の灯
向こう
忘れさられたよな
公園ベンチ
あの季節
鮮やかにあの風と詩っていた
せつなささえ
気づく暇無く
思い通りにはならない
例え そこに
届きそうな想い
通過していても
想い出さえ
想いだすこと無く
せつなさの余韻だけ
繰り返した季節の
詩の雨
降り落ちて
雪のように 春待ち
吹雪よな
君たちの 詩のエナジー
切なさにさえ
気付かないくらい
外の季節の音と
共に詠んで
アクセス 閉じて
切なさの余韻
空 降らす
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まだ若い二人
防波堤の上で
少し感じよさ気に
いちゃついていた
とても若い二人が
その後、結婚することは無いと
言っていた人がいたけど
そんな人たちも居て
子を持ち 親となる
その子供が言う
うちのパパとママ
同級生だったんだ
その頃から付き合っていて
そして二十歳過ぎたばかりの頃
結婚し 彼女が生まれた
今でも いつでも
とても仲が良い夫婦で
恋人同士のようだと
この話を聴いた時
愛の才能が在る
親なのかと感じたけど
彼女が生まれて
仲良い姿を我が子に見せて
それは愛情から更に育まれた
姿だったのかも
年老いたペットが元気がない
柔らかく抱っこしたり
撫でると
愛情のシナプス
繋がって
元気になったり
記憶のなか生きて行く
愛情のシナプスを
時折 想い出して
いつも 傍に
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酸素不足のような文字を打ち
意識まで酸素
届くよな
送るよな仕草いつも
からぶり
詩吟の雨降る世界に
出かける
しばらく その
たましい に
エナジーに
委ねさせて下さいと
ただ その唄の呼吸に
意識 傾ける
聴覚から意識へと
酸素 届く
不思議なエナジー
湧き上がる
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地下室から
詩吟のような
シャボン玉
窓から
外へ 風に乗り
空
ブラック 珈琲しか
飲めなかった
ほろ苦い
閉ざれたよな夢
幾度も起きて
あいつは 走り出す
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幻のよに
過ぎ去る
曲がり角先の未来
在となり
過去となり
そんな空間だった
たくさん
微笑んで
泣いて
怒り
過ごし
それら幻のよに過去となり
確かなことは在という道
未来に繋がる道
その道は様々な天候
その空の下
時折 虹 出て
ほら 虹だよと
声かけて
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樹木を画くよに
うたう旅エナジー
空の蒼さまで届くよな枝
重なる未来まで
そうやって
枝も 重なる空 雲も
降る夏の風の鈴
うたっている
その
それぞれの詩を
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一日の物語
一頁とした夏の楽譜のような景
ヒューマン エラー
昨年見かけた
アンチ ヒューマン
今だ意味を掴んでいない
静まる夏
過ぎ行く物語のよう
楽譜のような景
ヒトという生き物
歩く その背景と共に
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月に一度
外食をする
体力回復して
朝
みそ汁 卵料理
昼は麺 茹でて
皿洗い
米炊き
そしてインターネット
また旬素材の
晩御飯 作りたい
仕草なき お手伝い
料理はもっと
創造的で愉快
キッチンの窓向こう空
雲
月夜 星
もっと体力回復したなら
画こう
小さな幸福
そよぐ風のなか
普通の暮らしを