詩人:如月。 | [投票][編集] |
地下室の陽ざし
季節の薫り
風
鳥のさえずり
鍵さえあれば
出られたと
嘘のよう
鍵捜す気も無くし
地下室に
差し込む陽気
季節の風
眺めるように
青空さえ 覧え
感じ
安全
安定
誰も来やしない
僕も向かわない
現実に100%
費やせば
消えてしまう
エナジーだと
決めつけては
季節の空色
地下室の窓から眺め
そうやって
点滴のよな錠剤
服用し
インターネットは
素敵な風景
写し
今年 春
地下室めいた部屋から
広い部屋へ移動した
庭は満面なく
季節 連れて
語り出す
季節の空と
雨 降る音色先
詩のリズム
何も怖がらなくていい
そんな位置に住む
詩人:如月。 | [投票][編集] |
宙に詩の雨降るなら
億年超えた
詩の輪廻
その雨の音
聴いて
僕は嬉し気に時に哀しもう
星のさざ波に詩吟
重ねた 詩の輪廻
その宙の詩吟
ことばにその雨降らせ
時に哀し気に幸福感じながら
詩の存在
その輪廻の雨音に
こころ 打たれよう
詩人:如月。 | [投票][編集] |
意識のなかデモに参加している
最近その空気のなかに
いつもいて
もう一人の僕が
あのこに
美味しい茶を
飲んで貰えるよう
煎れ方を
旬菜の みずみずしさ
かほり
楽しめる雰囲気を
学びなさいよと
時折 声かけている
僕はまた
休らぎカフェで
デモと似た出で立ちで
時間過ごして
隣合わせた
テーブルに座った人
哀しむように椅子に座る
唐変木にはならないと
もう一人の僕は
伝えようとしながら
記憶のなか
庭畑に植えた
旬菜 小さな果実
想い出そうとしている
詩人:如月。 | [投票][編集] |
銀河の夜風
詩に乗せたよな
散歩道
地下室から
まるい地平線も
水平線も覧えなかったと
炸裂した意識
飛んだという
記の憶
超えて
その哀しみといったら
喜び幸福と
変わらないと
年老いた旅人は
杖で
散歩道
歩いた
詩人:如月。 | [投票][編集] |
パスポート頂戴
輪廻の途の
パスポート
なんかいも
トライしたつもりが
何処へも
意識さえ
無意識さえ
旅経てぬ
生き物となってしまったよに
パスポート頂戴
輪廻の途の
パスポート作成しなよ
そう時折
返信あり
君はパスポート
貰うエリアにさえ
出向かない
アクセスのみで
そして
パスポート頂戴
パスポート頂戴
パスポート頂戴
と
連呼する生き物
よく出来るね
そんな無様な姿
このエリアにて
皆 ひたむきに
時に貪欲に
列車 バスに乗って
君は
ただ 青空の雲凪がれ
たまに 見た虹の鮮やかさに
見とれながら
時計まで落として止めてしまった
パスポート頂戴と
連呼しながら
青の空
輪廻の途
見た 虹
パスポート要らない
パスポートでなきもの
創るから
詩人:如月。 | [投票][編集] |
月夜の静寂
夜天 銀河となった
たましい エナジー
太古の天の下 その空気
エナジー吸い込みながら
大樹となった年輪刻んだ
あの木は
人間の愚かさ哀しみ知っているだろうか
銀河の夜風
背にして詩うよな人々のエナジー
詩人:如月。 | [投票][編集] |
詩は才能を発揮する場ではないはず
自己表現の方法を模索した結果
そういう発想が出たのなら
詩という文学のなかに
エナジー住ませ
息詰まったのだと感じます
お勤め 仕事としての表現として
その人のなかエナジーとして存在している
あらためて
詩を例えば 太古昔
例えば 酸素が地球上
発生したばかりの頃
ことばではない詩は
メッセージとして存在していたと想う
そのメッセージのなかに
才能にこだわる才能病など
存在してはいない
人間という生存競争社会のなか
英気 英知
表現社会では才能が
重んじられた
それは表現、文学界の
オリンピックの様な意識なのだろうか
本来 詩とは何を伝えるため
自然と生じたのか
シンプルに
スタート地点に還って
メダルなど いらない世界
あのこの
悲しみ伝えた詩に
金メダルを与えるつもりですか?
詩人:如月。 | [投票][編集] |
5、6、7、8 抜けている
星のため息
深呼吸
銀河まで
鳴く蝉の羽
詩の在り方
討論会
すでに
筋道 合わぬ世界にて
蝉とり
バッタとり網
嫌なんだ
詩でまたそれやるよな
幼いんだろう
銀河まで
鳴いてる蝉みたく
途方に暮れることさえ
判らぬ世界の
価値観に 判定などなく
ただ雲過ぎて
いつしか違う
季の節の調べ
識るのでしょう