詩人:如月。 | [投票][編集] |
外に出て想う存分
季節満喫していたなら
季節を詩わずとも満足して
季語のようなもの並べなかったのかもしれない
夏の海に出かけてはならない
陽射しにあまり当たってはならない
運動となる動きは避けなければ
検査値に出て副作用強い治療薬が増えてしまう
遠慮がちな 季節との接触リアルタイム
遠くなる記憶
よくプールに泳ぎに行った
海をよく眺めに向かった
季節を満喫する程
よく出かけていた
当たり前のよな
当然のよな事が
在は窓辺
向こう側の世界
部屋のなかで聴く
季節の調べ
空気 空と雲
移り行く季節の葉
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エイリアンは知らない
この星の哀しみ
そんな常識くつがえすよに
地球の夏休み
不思議なこと在った
それは不思議でも
なんでもないんだけど
あのこたちにとっては
不思議なこと
休み終われば
次の季節の文明
どんな調べなのだろう
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夏には三つ季節在り
その詩
調べ季の節を境に聴く
春、秋、冬にも
その風のなかの
それぞれのシナリオ
季節風受け 泳ぐよな
今日もそんな空の下
呼吸して
地球の夏休みを
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いっぱい
たくさん
詩った
蜃気楼と水ホースと
旅人の帽子
その後ろ姿から
オーロラ模様の切手
詩人ゾンビ
星の空と哀しみ
幸福 繋がるよな
星座
普通の幸せの
ありがたさ
ただ 描くよに
画くよに
詩人:如月。 | [投票][編集] |
彼女が
僕は金魚すくいの
金魚では
ありませんと
だんだん
暗くなり
星見える夜空の下で
詩っていたよな
季節から
遠くなったから
もう
違う世界に住んでいるのかな
詩人:如月。 | [投票][編集] |
詩人には仕草がよく出ている
かもし出されその詩人独特の
仕草
時に 夕顔のよな姿の
詩人 俳人を見かけ詠む
朝顔とは違う雰囲気
比喩で云うと
朝顔みたいな
女学生の彼氏が
夕顔みたいな
女性に惹かれて
そんな詩 俳句
青春もの
または文学を
私は下手な文章であろうが
今すぐ即効で
書いたりする時が在るが
最近 自分の文章
詩の仕草が
変調というか
多重的というか
仕草が在るよで
文学から程遠い
雰囲気のような
最近
詩人の仕草まで詠む
その人の詩の存在感としても
(ここから別↓バージョン)
夕顔が 浴衣着て
夏の祭の夕暮れ
歩いている
向こう側に
彼氏がいる
ロケット頭の
夕顔はしとやかな外見かつ
ヤンキー口調で
待ったあ?
と返事していた
朝顔が綿菓子出店のバイトをしていた
その彼氏は朝顔の彼氏だった
そしてこの話の主題はSFかつ歴史ファンタジー
こういう発想が
時に詩に出現し
困っている
詩人:如月。 | [投票][編集] |
悪態は依存症者の関係が続く限り終わらないという
離婚はしなくてもよいから
離れて暮らせよ
いつも毎日、毎日
空気みたく
当たり前の存在
互いが もう利用しているだけ
空気となった当たり前の存在を利用しているだけ
いつも 一緒に居すぎた結果
詩人:如月。 | [投票][編集] |
あの詩人さんは
いつも
悲しみ
哀しみを
孤独な食卓へ
そのカタルシス
語り詩いながら
その孤独から
幸福の在り方
模索している
その詩は独り暮らす
孤独な食卓
だけどその苦さ素敵なんだ
その見つめ方
人は孤独を体験しなければ
有り難さに
いつまでも
気づかぬまま
苦言のみで
済ませてしまいながら
皆、テレビのスイッチ点けビールで過ごす
サラリーマンのよに
詩人:如月。 | [投票][編集] |
惜しみなくこの季節に
翻弄されていたい
夏の喧騒
けだるさ
たまに覧るだけとなった入道雲
それらは忘れがちな
エナジーへのご馳走
水鉢に浮かべた
彩りさまざま涼し気な
ゴムボール
サンダル
冷やした飲みものスイカ
地球に住んでいたという証を
輪廻先まで
この島の季節をきっと記憶中に住ませたい
君たちの孫が
火星に住むよなことも在る地球
この星の季節に翻弄されていたい
向日葵
この星に
あさがお
夏の庭に
次の季節まで
詩人:如月。 | [投票][編集] |
タマコは
皿洗いの仕事を始めて十年
業務なので単なる皿洗いという
孤独な内容のみに収まるでなく多忙
しかし
ほとんど長い時間を
手さばき意識
皿洗いに費やしてしまう
帰宅して
食事 風呂
歯磨き
少しばかり
ニュースとドラマ観て
終わりたくない
タマコは
寝る前の二時間
勝負だった
現実とはかけ離れた
流れ星だらけの世界の孤独
地下室化した森を詩い
その詩は他表現へ
移動されて行く
そして朝まで
眠りつくのだった
タマコは今日も
皿洗いの業務に向かう
眠る前の本職に
迎うまで