詩は不思議
まるで詩の中に血潮
通わせている人
詩の中にいつも
陽と季節の風と
近くの公園
その風景
語らずして
いつも詩の景に自身と
存在するよう過ごす景と共にうたう人
詩は不思議
短い数行の
ことば詠んだだけで
ふと落ち着く
詩は不思議
まるで蛮族みたく詩い過ごす人
そんな考え方向性が在るんだな けして野蛮でなく
ある種 常識に囚われず
堂々として
詩は不思議
普通の小さな茶の間
窓辺テーブル
君はそこで詩う
ことば
潮のよに
丘の風のよに
秋の木漏れ日
ピアノの音色の様
詩は伝えてくれる
2012/10/20 (Sat)