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如月。の部屋


[246] 森の海底
詩人:如月。 [投票][編集]

 


血を詩で満たし流すという作業に明け暮れた人の

背 指の骨格

時の狭間
その光合成


僕はあの頃まだ
子供で知らぬまま


なぜ そんな風に
生きたいのか


毒薬の瓶
光合成の森の海底で
揺らめきながら

光るよな

詩の羅列に

怖さ感じながら
詠めば


いつしか判ってしまうのさ

誰しもが体験する


そのかなしみ



幸福というものの存在は
時に残酷で


苦を浮き彫りに


光合成の森の海で
詩ううち


君は遠くなる




2012/11/08 (Thu)

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