血を詩で満たし流すという作業に明け暮れた人の背 指の骨格時の狭間その光合成僕はあの頃まだ子供で知らぬままなぜ そんな風に生きたいのか毒薬の瓶光合成の森の海底で揺らめきながら光るよな詩の羅列に怖さ感じながら詠めばいつしか判ってしまうのさ誰しもが体験するそのかなしみ幸福というものの存在は時に残酷で苦を浮き彫りに光合成の森の海で詩ううち君は遠くなる
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