雪のノクターン月隠しては表してあの頃の微かな旋律刻むよに想い浮かべてみる青い檸檬色の詩それぞれのノクターン調べて忘却の列車の窓から その頃の月眺めながら幾度も駅 わたりそれぞれの想い雪のよに隠して気づけば夏だった気づくと雪 降ってそのうち春の色の月の下かなしむことさえ許されないよに僕は 忘れてしまった時に想い出してもいいかいどの季節の駅からも眺めるからこの惑星の上から
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