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如月。の部屋


[35] 知らない次元で
詩人:如月。 [投票][得票][編集]

 


二次元の庭に蒔いた
夢のタネ蒔きから


二次元の庭に咲いた花


そのタネ
風に乗り
どこ向かうかと

期待して
期待外して


三次元とあまり変わらないと
しばし気づく


三次元の僕と
あまり変わらない


なんだ そうだったんだ

季節の葉
移り変わっても


僕は一体 何になろうとしたのだろう

何になりたかったのだろう

何を得たかったのだろう


二次元の庭に蒔いたタネ
風に乗り

青空からの雨

受けて虹を覧た


どこかで 僕が知らない

時と次元で

咲いていたらいい


2012/08/12 (Sun)

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