夏の月は涼虫だけ聴かせ夜風の雲隠したよに忘れられ風と涼虫とのハーモニーふと想いだすねえ君は寂しくはないのでしょうもう僕居なくとも新たな季節の眩しさに溶け込みという詩を以前詠んだら相手は実の生活で辛い苦境の中に居て涼虫の鳴く夜風先の空 浮かぶいつの時代もあなたは そこに居て疲れた人たちを見守っていて
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