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如月。の部屋


[492] 左脳と右脳の詩
詩人:如月。 [投票][編集]


深まる色彩を絵のように
または在りのまま
伝えたく
その風景を眺めること無き
時に

そのためにもと

そのうち
人の不幸は蜜の味だという
味を好む人間も
現れて
そうなってしまう状況
または状況の力で
歪みの心理
歪んだ時計
握りしめている人の

他人の不幸は蜜の味という
状況の力によるのか
それまでの環境からか

ただ その人が住んだ環境は
過去 過酷な環境で在った

そのため報告は怠ってはならない
エスカレートし慢性化して当人は
気付きはしない


そしてある失語症となって行く

他の意を伝える言葉を失って行く

だんだん支配を目的としていくような
大きなヒステリー声の内容をそのまま
伝達していく過程のみ


左脳は失語症の社会性のまま
僕は

絵筆を探しに向かう

失った五感 探すため




2013/11/07 (Thu)

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