忘れな草育てるような季の節僕はもうあの季節には居ないんだよそう僕に伝えてよと記憶中の向日葵 畑から自立しようとした悲しみからの自立をと長い時間経ったんだね短かいようであの頃のあの季節の想い出に頼りたくなる程沢山の人並みその波心なか見失う在り方を向日葵青くないひまわりみな黄色となり秋 そして冬の街までと 忘却列車 進み忘れな草 手にして
[前頁] [如月。の部屋] [次頁]