詩人:久穏 | [投票][編集] |
寒い冬
握った貴方の手は暖かくて
初めて組んだ腕から 伝わる貴方の体温が心地良い
たまに冷たい貴方
でも貴方の笑顔が可愛くて
許しちゃう私は きっと
貴方に溺れてるのね
今日も返らない返事を期待して
貴方にメールを送る
何時間まっても返事はない
判っていたけど
寂しいなって
頬を一筋の涙が流れる
重い子だと 思われたくなくて
強がってみせた心は 今にも壊れてしまいそうで
だけど
貴方の前では 笑顔で居たいから
強がっちゃうの
傍に居ないから
だから、会えた時は
いっぱい 貴方に触れたいよ
我が儘な御願いだけど
許してね
大好きな貴方にしか思わないから
他の人には 触れないから
だから
甘えさせてね?
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手を差し伸べても 僕の手を握ってくれない
前を歩くあなたに 手を伸ばしても届かない
振り向いたあなたに ちょっとだけ期待して
でも すぐ前を向いてしまった。
手が届かない訳じゃないのに
届きそうで 届かない距離・・・。
一緒に居られるだけで幸せだと思っていた
だけど、どんどん我儘になっていく僕。
あなたのすべてを知りたい。
独占欲が強まって その欲に僕は支配されていく−・・・
人前で見るあなたの表情は
僕の前だけで見るあなたの素顔とは違う
人の目を気にするのだろう
仕方のない事だと判っているつもり
それでも 僕が居ることに気づいて
心が泣きそうにしているのに
どうか 気づいて−・・・。
求めることよりも
求められたいと思ってしまう
あなたはそれを間違いだというのですか?
どうか泣いている僕の心に気づいて下さい−・・・。
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愛なんて要らない 望まない
君に出会うまで
誓い続けていた
絡ませ合った 身体
熱を感じる 甘い吐息
触れるか 触れないか
そんな距離で 囁く愛の言葉
ほら 一瞬で君を魔法にかけてあげる
たった一時の欲望
この一瞬だけ
君は 僕だけのもの。
ほら 僕の手で 淫らに乱れて
誰でもない 僕の手で 昇らせて あげる
甘い接吻<口付け>を交わしたら
捕まえた
真紅の<紅い>瞳でまっすぐ君を見つめて 愛を囁く
君の唇のように紅い瞳で
真っ赤に染まっていく頬に
小さく口付る
囁く愛の言葉
『 Te quiero 』
このまま 君をさらって
鎖で縛りつけてしまいたい
愛するほどに 深まる欲望
君を支配したい。
愛すれば 愛するほど
痛いくらい 君を奪いたくなる
この腕の中に閉じ込めて
逃げられないように 鎖を―・・・
愛の言葉に 隠された
本当の意味に君は気づくだろうか
『 Te quiero 』
表向きは「愛している」
だけど
裏に隠された想いは「君が欲しい」
さぁ 君はこの想いに気付くかい?
抑えきれない 想い
制御できない 衝動
真紅の<紅い>瞳から滴る涙も紅いのだろうか―・・・
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暗い暗い闇の中。
感情が渦巻いている。
イライラする。
我儘になっている自分が判る。
死にたい。
消えたい。
こんなん私じゃない。
一人称が「私」になったのもおかしいんだよ。
闇にのまれて消えてしまえばいいのに。
涙なんて流れない。
人なのか、人形なのか
感情を持ち始めた人形?
要らないものはゴミ箱にポイしようよ。
一番いらないものを。
ほら、自分ポイッちょしようよ。
暗い闇の中・・・
手を伸ばしても、何もつかめないのなら
手なんて伸ばさないよ。
人として、誰かに愛されるなんて
きっと我儘。
想うだけでいいじゃない。
なんで、私はそれ以上望む・・・?
我儘な私なんて消えてしまえ。
心なんて凍ってしまえ。
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あなたの居ない世界は 真っ暗
色なんて何もなくて
誰が居ても なにも聞こえない。
待っているのは君の声なのに
君はいない
色のない世界
綺麗なものなんて何一つない。
君が僕に与えてくれる色が好き
あなたが居ないだけですべて色を失う。
あなたの居ないモノクロ世界。
怖くて怖くて逃げだしてしまいたい世界。
逃げ場なんて私にはないのに・・・。
あなたを探す旅を始めよう
あなたのくれた色を取り戻すための旅を始めよう
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月日が流れ
薄れゆく記憶の中
それでも 確かに、あなたのぬくもりが残っている
苦しくて 切なくて 壊れてしまうんじゃないか
そんな思いを 忘れようと
がむしゃらに生きてみても
やっぱり 忘れるなんて無理なんだね
薄れゆく記憶の中
ずっと、あなたのぬくもり求める
握る事の出来なくなってしまった
その暖かい手
大きいのに 小さく見えるあなたの背中
何時までも傍に居る 居てくれる
どうして、そんな夢を見れたのだろう
何時もみたいに 笑い合えて
口喧嘩をしたり 支え合えう
何時までも続くと思っていた
儚い夢
あなたは 今 幸せですか
あなたの笑っていられるそんな場所に、あなたが居るのなら
少しだけ 心が救われる気がする
あなたが寂しくないように 苦しくないように
僕は笑顔でがんばるから
あなたの隣に行く その日まで
僕を見守っていてください