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久穏の部屋


[56] 暖かい優しさ
詩人:久穏 [投票][編集]

人混みに紛れた君の姿

必死に探して

見つからなかったらどうしよう

不安で

怖くて

人混みが駄目な僕は

苦しくて

怖くて

逃げ場を探した


君が僕を見つけてくれた

怖くて

震える僕に

優しく声をかけてくれたね

動けなくなった僕の腕をとって

助けてくれたね

君の手は僕より大きく感じた。

年下の君が

僕より年上に見えた。


握ってくれた君の手

すごく暖かくて

弱い僕は

君の優しさに

安心して

傍に居たのが君でよかったと思えたよ

ありがとう。


心からこの言葉を

世界でたった一人の君に

2009/03/30 (Mon)

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