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rokiの部屋  〜 新着順表示 〜


[5] 蟠り、悪意、死神の嘘。
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風をさがしてる。風はいつも自由に動く。鳥を羽ばたかせ、葉を散らす。自由気ままに歩いてみたい。縛られた人生なんて意味があるのか?
こんな冬の暗い空の下、冷たい空気が肌に痛む。明日はきっと雨。必ずや俺を打ちのめす………心も体も。涙も弱さも素顔も、きっと誰にも見せられない。見せたらきっと、またイヤな思いをする。もう二度とあの感じを味わいたくはない。
もう勝手にしてくれ、この胸の痛みも苦しみも俺のものだ。誰にも癒せなんてしない。癒されてたまるか。癒せるものならやってみろよ。

ほうき星のように、はかなく消え去りたい………。月の光に照らされて、俺は宇宙の藻屑となろう。輝かない宇宙のチリになって、誰にも気付かれずに、そっと、あなたを遠くから見守ろう。

誰かに頼られることで、得られる幸せだってある。例え自分が幸せでなくとも、誰かの力になって、その人が幸せになれたら、きっと自分の幸せにも一歩近づくはず。

2007/05/16 (Wed)

[4] 暗黒に沈められた心
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ここには俺以外の人の気配はなかった。

辺りは真っ暗というよりも黒色になっているといったほうが良いだろうか。自分の身体は見えるのにその他は黒一色……。

何だこの空間は?

冷静になって考えてみる。気が付けば地に足がついている。どうやら重力は普通にあるらしい。足に力を入れれば歩ける。どういう場所かはわからないが、歩ける。
ここはどこなのか?検討もつかないまま足を進める。足音はする。しかしその音は響かない。一歩、また一歩とゆっくり進む。

やがて、視界に黒を切り裂くように一筋の光が見えてきた。出口?わからないがとにかく進むしかなかった。だが、その光はいくら歩いても近づいてこない。何なんだ一体?
暗闇の中を、俺は一生さまよいつづけるのか?

2007/05/16 (Wed)

[3] 月のかけら
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夜空には輝く星々
瞬く光が流れる
想う願いを叶えてくれるなら
どうか友に幸あらんことを

ほうき星ははかない生涯
仲間を見つけることもない
なのに僕には笑顔の友
笑顔の仲間達がいる

もし願いが叶うなら
みんなで幸せになりたいな

月のかけらかき集め
星の砂が輝きだす
空の一番星に集まる仲間
みんな幸せなんだろうな

みんなありがとう
ふざけて笑ってたあの時
僕は確かにみんなといたよ
友よ 仲間よ
今みんなに想う気持ちは
感謝意外に思いつかない
Thank you my friends

みんなで喋ったあの部室
つまらない授業の日々
学食のおばちゃんの笑顔
あの時は二度と返らない

けれど、いつか思い出したなら
懐かしさに心打たれるよ

溢れる記憶の彼方
宇宙へも飛び立てそう
このささやかな幸せは
きっと失くしはしない

この絆さえあれば
きっと月のかけらも掴める

みんな大好きだよ
みんないい顔してる
今日は泣いたっていいんだよ
いつかまた会おう
その時はきっと笑って
飲みあかそうぜ

だから 今は…

またな

また会おうな

月のかけらに涙落とした
俺達は今歩き出した
未来へ……

2007/05/16 (Wed)

[2] キミがくれた紅茶
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君は今どこにいる?
夜の散歩道で一人
横を走る車を眺めて
力なく歩く

ゆっくり歩道橋を上がる
国道の真上で立ち止まる
空を見上げて見ても
星は一つとして光らない

想い1通のメールに託し
近すぎる遠いキミに送る

寂れた踏切に見入って
僕は歩道橋から下りる
あの公園まであと5分
一歩ずつがいちいち重く
心臓弾け飛びそう

2月の空気は痛く
僕の肌を鋭く刺す
かじかむ手に息を吹き掛け
冷たいベンチに座る

いつの間にか雪がちらつき
痛みに思わず低く唸る
凍える両手しまって
ポケットで強く握る

メールの返事はないけど
僕は待ち続けるよ

冷たさに無情を感じ
悲しさと虚しさで
僕は泣き出してしまう
もう僕にチャンスはない
残されていないのか?

わかっていても でも
諦められない……キミを

温かいキミの笑顔
瞼を閉じれば蘇る
優しいキミは呆れた顔して
そこに立っているんだ
缶の紅茶を両手に

渡された紅茶を口にした
体がみるみる溶け出す
でもなぜか涙流して
泣いた僕をそっと撫でる手
大切なキミの温もり

もう二度となくさない
ずっと側にいよう

2007/05/15 (Tue)

[1] 宝物
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オレンジの夕日
揺れる街並み
たたずむ俺は 今
ひとりぼっち

10月の空気
秋雨に濡れる
傘もささずに ただ
寂しく歩く

それでも俺は
言いたかった
針刺す痛み
ハートを貫く

「好きだよ」
言いたくて 言いたくて
ぶちまけたくて
「ダメかな?」
気にしても 聞き出せない
ただただ
大好きなのに……

居待月見える
夜の屋根上
寝転ぶ俺は 今
ひとりぼっち

それでも俺は
聞きたかった
愛しい人の
ハートの中を

「ごめんね」
聞きたかった 言葉じゃない
泣いてる星空
「大丈夫」
強がって 笑うけど
ホントは
涙溢れる……

あの時も この時も
ずっと忘れられず

「ありがとう」
そう思える この気持ち
強く噛みしめ
「ガンバル」
強くなれる あの人は今
大事な
俺の仲間さ

「好きだよ」
この気持ち 忘れずに
生きていく
「大好き」
あの頃に 気づいた
この思い
宝物だね

2007/05/15 (Tue)
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